たまにしか書かない日記

本当にたまにしか書かないです。すみませんねぇ…

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ほんのりと秋の気配
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、まだ8月だというのに朝夕はほんのりと秋の気配が漂いはじめた今日この頃みなさんいかがお過ごしですか。
kenはというと前回書いたように相変わらず引っ越し活動に専念しております。
あ、仕事は仕事でちゃんとやることやってるんですよ。(笑)
前々回ここに「今年はトラブルの発生頻度がやたら高い気がする」って書きましたが、今週もまた1台ディスク・クラッシュのマシンが持ち込まれて来ました…。 (-_-;
本当にどうなってるんでしょうねぇ。

トラブルと言えば、今年は手術のために入院した友達が二人もいました。
(コンピュータのトラブル話に続けて書くのもどうかとは思いましたが…^^;)

一人はMIDI教室の生徒のKさん。
今年の2月にKさんの奥さんから不意に電話があって「Kが心筋梗塞で倒れて、緊急手術することになりました」って言われて驚きました。
彼はkenよりも3つ年下の男性で日頃からいたって元気な人だったから「心筋梗塞…ってあの心筋梗塞のこと!?」ってもう耳を疑ってしまいましたよ。
さすがに「まだ若い!」とは言いづらくなりつつある年齢ではあるけど、かといって「心筋梗塞で入院」ってのはもっと年を取ってからのビッグイベントだと思ってただけに、まさに寝耳に水のことでした。

幸い手術は無事成功して経過も良好、1度お見舞いに行ったときには黙々とDSでゲーム三昧のご様子(爆; 退院してからは元気にMIDI教室にも通ってきてるんですが、もともとヘビースモーカーだった彼はドクターから「絶対に禁煙…というか絶煙!してくださいね」と言われたのが一番こたえたみたいで、未だに「最後に吸ったタバコが倒れた時に吸ってたやつって言うのは悲しすぎるから、最後の記念に1本くらい吸ってもいいんじゃないだろうか」などと言ってますけど、それでも立派に禁煙を続けているようです。(偉い!)

そういえば、Kさんが倒れたあと奥さんからいち早くこちらに通報があったわけですが、後から状況を聞いてみると手術に入る前にドクターに「もし連絡しておきたいことがあれば、一応連絡しておいてください」とアドバイスされて(なんとも不吉なアドバイスですが…)、Kさんは奥さんに「kenさんに連絡して次のMIDI教室は休みます…と伝えておいてくれ」と言ったそうな。KさんMIDI教室のことをそんなに気にしてくれてありがとう!でももっと他に大切なことは無かったのでしょうか…?(^^;


もう一人は大切なお友達のMさん。
こちらはkenよりも7つばかし年下の女性で、Kさんの場合とは異なり緊急手術というわけではなく、前々からわかっていた筋腫を取り除く手術のために入院されました。
彼女とは去年まではよく会って一緒にメシ食ったりしてたけど、今年になってからは1度も会ってなくて、たまたま別件で彼女から連絡があったとき「8月にいよいよ手術のため入院することになりました」と知らされました。
病院は宇部の医大病院で、山口からはちょっと離れてるけど「1度くらいお見舞いに行けるかもしれないから、一応病室が決まったら知らせてね」と連絡しておいたら、入院先からメールで「1病棟の4階***号室に入院しました」と連絡がありました。
(※実はこのメールを読んだとき、忘れてたある記憶が不意に呼び覚まされて心臓がキクンとなったんですが、詳しくは後述…)

それが、なんとタイミングのいいことに、その日は同じ宇部にある病院(彼女が入院したのとは別の)から出張サポートの依頼を受けてて、いずれにしても宇部に行くことになっていたのでこれは渡りに船…ってことでついでにお見舞いすることにしたんです。
(そういえば、その時サポートに行った先の院長先生と奥さんと一緒にお茶を飲みながらちょっと世間話をしてたんですが、奥さんに「この暑い中わざわざ来ていただいてありがとうございました」と言われて、「いえ、どういたしまして。それに実は友達が医大病院に入院してて、そのお見舞いもついでに…っていうのもあったんで全然構いませんよ」と言うと、ちょっとイジワルな目をしながら奥さんに「どっちがどっちのついでなんでしょうね〜?(笑)」と突っ込みを入れられてしまいました。(^^; 実際のところスケジュール的に先に決まってたのはこっちの仕事だったけど、心情的には微妙なものがあっただけにギクリとしましたよ。汗;)

仕事が終わって医大病院へ行き、正面玄関を入って1階フロアから病棟に向かったんですが、もう心臓がキクンキクンしっぱなしでした。
実はこの病院、うちの母親が15年前に亡くなるまでの数年間を過ごしたとこで、しかも当時の母親の病室も1病棟の4階でした。(まぁ冷静に考えれば、同じ婦人科系の病気だったから特に奇遇というわけでもないんですが…)
そんなことなんてもう完全に忘れて思い出すことも無かったのに(母親の思い出は別として、病院のことはどちらかと言えばつらい記憶なわけで…)、頭では忘れたつもりになってても心の奥底にはしっかり刻み込まれてたらしく、ふとしたキッカケで呼び覚まされてしまうんだなぁ…と思いました。
この病院に来るのはそれ以来のことで、さすがに15年も経つと内装はかなり変わってたけど、基本的な構造は当時のままで母親のお見舞いに行ったときにはよく一緒に行ってた2階の喫茶店が今もあって(当時は学食みたいな喫茶店だったのが今ではドトールになってた!)、もう目に何か入るたびに一つ一つ当時の記憶が呼び覚まされてしまうんですよ。

そこからエレベーターに乗って病室へ。
Mさんは、いつもどおり元気そうでした。(まぁ入院初日ってことで、まだ何もしてないから当たり前っちゃあたりまえなんだけど… ^^)

そういえばこのMさんって人、なんかうちの母親とかぶるもんがあるんですよねぇ。
小柄なくせに行動的で、旅行や温泉が大好きで連れが見つからなかったら一人でも出かけてったり(うちの母親なんて「温泉に入るのがはばかられるような姿になる治療だったらお断り」と医者に言って呆れられてた)、遊ぶときは遊ぶけど仕事は仕事で熱心で、コーヒー好きで喫茶店で本を読みながら何時間も過ごしたり、極めつけなのがうちの母親の命日ってMさんの誕生日でもあるんですよぉ。(オレ、人の誕生日を憶えるのが苦手な冷たいヤツなんだけど、このおかげで彼女の誕生日だけは一生忘れないだろぉな…)

Mさんのお見舞い…というかひとしきりおしゃべり(笑)をして帰ろうとすると、「玄関から出ると遠回りになるから、こっちの突き当たりの扉から出ると近いよ」と近道を教えてくれました。
内心「うん、知ってる。昔、母親にも同じこと言われたから…」と思ったけど、これは言わないことにして「うん、わかった」と言って病院を後にしました。

(本当はここらへんの話、Mさんが元気になったら直接会ったときにでも話そうと思ってたけど、我慢できずに日記ネタにしちゃいました…。辛抱なしのken)

ここまで書いて読み返してみると、後半部分はMさんの入院のことを書いてるのかうちの母親の思い出を書いてるのかわからないような文章になってしまいましたが(笑)、そんなMさんもその後無事に手術を終えて退院して、今は自宅療養をしながら来月からの社会復帰に備えているようです。
退院してからはまだ会ってないけど、元気になったらまた一緒にメシでも食いに行こうね!


なにはともあれKさんもMさんも二人とも無事でなにより!でした。

p.s.
この「たまにしか書かない日記」では基本的に、自分や他人のプライバシーに関わり過ぎることは書かない方針にしてるんですが、今回はややグレーゾーンな内容になってしまいました。
もしKさんやMさんがこれを読んだとしても、たぶん不愉快になることはないだろうと信じつつ…。
ken Email 2008/08/28 一般


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